zomです。お久しぶりです。
自己紹介するときに「anovaで低温調理してローストビーフとかを食べることです」って言い続けていたら社内で久しぶりに話す人に「最近もローストビーフやってるんですか?」とか聞かれるようになりました。
ブランディングが確立されてきたのは嬉しいことですが、実際そんなにやってないので心苦しく思ってしまう今日このごろいかがお過ごしでしょうか。わしかてコンビニ飯くらい食べるときだってあるわい…。
そしてローストビーフ以外にも試したいものがあります。 フォアグラポルチーニ丼です。
マンガでいうと2巻に収録されてます。先日6巻が発売されたばかりです。買いましょう。
めしにしましょう(2) 【電子限定カラーレシピ付き】 (イブニングコミックス)
- 作者: 小林銅蟲
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: Kindle版
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そもそも私はフォアグラもポルチーニ茸もほとんど食べたことがなくどんな味か分かりません。
そしてインターネットやパソコンがどんなに発達しても味について知り得ることは2018年現在でもいまだできておりません。マイクロソフトらへんに早く味と匂いを完全再現するデバイスを作って欲しいですね。
というわけで分からないならやるしかないぞ、と。もちろん自分でやらずにお店で食べるという選択肢もあるのですが、マンガの青梅川さん(主人公)が仰っていた
カモのフォアグラは世界三大珍味のうちではお求めやすい価格ですよ
飲み会サボれば買えます
という納得ワードに心惹かれました。飲み会の金額は一般的には4000円位だろうとたぶん普通の金銭感覚?ならいけるという説得力。これは買うしか。
普段amazon使いの私ですが食品に関しては楽天に一日の長あり、といった気持ちです。特にナマモノ系は。なんとなくですけど。
届きました。
くっせぇ
例えるなら乾燥キャットフード的な感じです。えぇ…?これがうまいの?失敗したの?という気持ちです。
水で戻すためにコップに入れます。ポルチーニ茸の容器にフランス語?か何か15g〜20gみたいなことが書いてあったのですが、たぶん分量のことだろうと思いとりあえず14gにしときました。
1時間後です。
コーヒーかな?
水はだいたいひたひたになるまで入れたのですが、えらい色が黒くなりました。
干し椎茸などと同様にすごく出汁が出てるらしいのでキッチンペーパーで濾して保管しときます。きっと何かに使う。
そして取り出した本体。
こちら、これからフォアグラの脂で炒めるにあたって水分がじゃまになるのでキッチンペーパーで拭き取っておきます。
そしてなんなら水で一度洗っておいたほうがいいです。乾燥してる状態の時、細かい砂を含んでしまっているため食事の際にシャリという嫌な歯ざわりにぶち当たります。ここは要改善。
フォアグラに合わせるキノコ、ポルチーニ茸だけじゃなんだと思い、白ブナピー、舞茸、エリンギ、ひらたけの4種を切り刻んでおきます。
そしてフォアグラ。
ハンガリー産のフォアグラオアです。オアなのでガチョウです。高いほうです。よく見ないで注文した。少し反省している。後悔はしていない。
1時間位常温で放置して解凍したものです。
これが50gくらいのサイズ感です。手のひらサイズ。子ども用ハンバーグみたいなサイズです。
フォアグラ自体から脂が出るので油は敷かずにソテーします。
みるみるうちに脂が出てきます。これはそそられる。インスタ映えだ。
ソテーしたらフォアグラを一旦別の皿に取り出しておき、出てきた脂でキノコを炒めます。
フォアグラが1個50g程度なので用意したキノコの量が多すぎることにソテーしている最中に気づきました。
結局ポルチーニ以外ではひらたけの一部だけしか使いませんでした。
あれだけあった脂が一瞬で吸収されて草。っていうかひらたけしか使わない判断がナイスすぎる。調子に乗って他のも入れてたら脂が足りなくてオリーブオイルとか足してるところだった…。
完成です。
味付けはキノコを炒めてるときに醤油を少々、フォアグラに塩コショウを少々。
ぶっちゃけ全然足りなかった。あとから塩を追加で振ったらだいぶましになった。
感想ですがフォアグラは言ってしまえばレバーです。故に美味い。ただこの金額を出してまでやるかって言うと個人的には正直微妙です。
ポルチーニ茸の方も、言うてもキノコ。香り高いかって言われるとそんなに…。食感も乾燥品だからかひらたけのほうが美味かった(個人の感想です)
でも大量に買って余ってるし戻し汁の活用方法も模索したいので使っていこうという気持ち。
あと飯を食べてるとき、直感的にどんな酒と合うか、いわゆるマリアージュを思い浮かべるのですが今回のは醤油という味付けだから難しかったです。フォアグラだし白ワイン…いや焼酎の炭酸割りとか…焼き鳥のレバーと考えれば日本酒?むずい。
今年の目標である、フォアグラとか高級食材を使った料理をするという目標が達成できたので満足です。次はフォアグラ2枚、キノコマシマシでお送りしようと思います。