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バケモノの子を観てツッコみたかったところ

こんばんはzomです。 半年ぶりの投稿がこんなのってありか。ありですか。ありですね。 自分の考え的に、ネットは良いもので溢れてるべきで、あんまり悪いところを挙げるの良くないと思ってるフシがあるんですけども 映画を観てもやもやしたので書きます。twitterに書くには文字数が足りない…。

ネタバレいっぱいするのでネタバレ苦手な人はGoBackしましょう。

細田守監督作品遍歴

時をかける少女

細田守監督作品が好きなんです。 キッカケは大学生の頃に授業をサボって図書館でDVDを借りて観た時をかける少女。 友人と二人で観たのですが「やばくね。コレ予想以上に面白くね」となったのです。 そのときは図書館のシアタールームみたいなところで時間借り形式で観たのですが、そのあと改めて何日か借りて家で何度も見返しました。 号泣です。何度も。

サマーウォーズ

その後、サマーウォーズも映画館に2回観に行きました。 サマーウォーズは個人的に時をかける少女より好きかもしれません。 最大瞬間風速的にはサマーウォーズ、作品全体で見ると時かけ。どちらかと言えばサマーウォーズのほうが好き、みたいな。

おおかみこどもの雨と雪

おおかみこどもの雨と雪は…映画館でも観ました。 家にブルーレイ再生機器がなくて実家でしか見れないのにブルーレイも買いました。(もちろん時かけサマーウォーズも買ってます) でも「あんまり…」って感じですね。 うちの母的には時をかける少女おおかみこどもの雨と雪サマーウォーズのようですけども。 母親視点で観ると感動できるみたいです。感情移入する相手を間違えて観てた気がします。 でも1回「あんまり…」ってなってしまうともう1回観るのに腰が重くなってしまいますね…。 ということで映画館で1回、ブルーレイで1回見てるのですけど、まだ良さが分かってないです。

本題 バケモノの子

バケモノの子も細田守監督作品としてぜひ映画館で観ておきたかったので観てきました。 ネタバレ前提で行くのであらすじとか、話の流れは省略します。 あと、以下に述べるのはホントに観ながら思ったことなので「ここはこうです」みたいな解説されたら「そうなんですね!」って納得するレベルのいちゃもんです。

気になった、もやもやしたこと

前半は割と導入部なのでスーッと見れてたんですけど、前半で1個気になったのが。

親族の状況説明的、分かりやすい口調

導入部ですからね。蓮の立ち位置を観客に事細かにね。説明してあげないとですよね。 いくらなんでも分かりやすすぎますよ!こんな邪険に扱われたらそりゃグレますよ! くどいくらいに説明してもらって蓮の気持ちが非常に分かりました。今どきあんな大人がいるかね。。。

それ以外、特に十七太になるまで違和感なく見れてました。少年の成長するお話、いいじゃない。 十七太のところ、ちょっとおもろかったです。

なんでしたっけ?稽古の結果?熊徹と追いかけっこすることになっちゃうシーンあるじゃないですか。 うっかり渋谷の街に戻ってきてしまうやつ。

行き来できるのかよ!!

いや、渋谷の街に戻る。図書館で楓に会う。勉強を教えてもらう。 それはいいんです。でもまた澁天街に行く。簡単に行き来できちゃったよ!なんでさ! 勝手なイメージかもしれないけど、異世界ってもっと不可逆的だったりしないのかね! そんなもんですか!であればもっとバケモノも人間も異世界交流しちゃってるよ!

一郎彦がいきなりコンプレックス爆発させた感

青年になって、熊徹と猪王山の決闘の直前に蓮に「人間のくせに…!」みたいなつっかかりしたじゃないですか。 (猪王山でイオウゼンって読むのね。ずっとヨウゼンだと思ってた) なんか前提がなくいきなりブチ切れたようにしか見えなかったです。 一応、後ほど一郎彦が人間であったことも判明するし、父親みたいに牙や鼻が変化しないことに違和感を覚え悩んでたことも判明しますけど だとしても本人も人間である確信はないはず。だって蓮以外に人間がいないんだから。 なので人間にそんなに敵意を覚える理由がないと思うんですよね。

決闘、ヤラセやないかい!

九太が声をかけてる間、カウント9で止まってるアレ。 プロレスにも程がありますって…。お願いだからせめて立ち上がって九太と会話して。 猪王山が「試合中にまで口喧嘩するかね」みたいな呆れ顔で待ってる、みたいな演出だったら納得するのに 倒れっぱなし、カウント9で止まりっぱなしで長々と口喧嘩とかありですか…。

心の闇の力で念動力

「あの力は心の闇による力じゃ…」みたいなセリフありましたけど。 心の闇強すぎない!? 確かに最初から人間は心の闇がある、危険な存在だ、という話は出てましたけど。そんな特殊能力いきなり出されましても! むしろバケモノたちのほうが特殊能力あるふうだったのに使ってないし!その設定どこ行った!

念動力がクジラ作っちゃったよ

蓮が読めなかった鯨という漢字を読んで、しかも能力として姿まで発現させちゃった一郎彦。 一郎彦、0才児のときからバケモノの世界にいるのに鯨読めるの!?っていうか存在知ってるの!? まー、コレに関しては熊徹がそういう教育をしてない、猪王山が国語教育もしてたってことで納得は行くけども。 「熊徹」って看板があったくらいだから日本語がバケモノの世界でも普通なのかもしれないな。 でも鯨、観たことあるのか?というのはまた別問題な気がする…。動きが完全に鯨のそれ。 あと念動力がやっぱり謎。どういう能力なの。ただのサイコキネシスじゃなかったの。

でも鯨に猪チックな牙が生えてる意匠は好きだなー。たぶん力(強さ)の象徴として猪の牙が現れたのだと思う。

猪王山、人間育ててましたが

熊徹にさんざん止めておいて実は自分もーってこらこら!棚に上げてたー! って思ってました。 例えば蓮が迷い込んだ時に 猪王山「人間なんてこっちの世界にいてはいけません」 宗師「なにかいけない理由でもあるのか?(一郎彦のことを暗に示す)」 みたいにチクリと刺してるやりとりがあったりしたら良かったのにあったのかな。なかった気がしますよ。

胸の中の剣が比喩じゃなかった件

胸の中に剣があるだろ→思い出す(おぉ) 宗師になると神様になれる→俺が神様になる(おぉ!) ここでこの伏線回収か!!いいねいいね!

蓮の胸の中に剣が入っていく→えぇぇぇぇぇ!!!?

ちょっと!それ比喩じゃないの!熊徹と過ごした日々、教わったことが胸、心の中の剣、精神的支え的な意味じゃないの!? 胸の中にガチで入っていってどうすんの!! って思ってました。付喪神とは一体…。映画における神様感が分からない…。

一郎彦、覚えてない

戦いが終わったあと、一郎彦、何をしたか覚えてないやん。 これ、いつかまたコンプレックスこじらせてしまうんでないかな…。 あの闇、人間かもしれないとかそういう迷い葛藤の塊みたいなもんだと思うのですが、 この一件を忘れてしまうとまた蓮がいる限り、こじらせるのでは…。 やったことを覚えていて、心の弱さを認めて、改めて再出発…ってことにならなそう…。 一郎彦はこのあとどうすんだろ。主人公じゃないからおざなりにされてる感…。

死傷者、重傷者0

トラック爆発したのに!!?渋谷の高架下って。終電前であんなに人が多いところで爆発したらそんなんじゃ済まないでしょうに。 フィクションとは言え現実に存在する場所、しかもなまじ知ってるところだけにえーってなる。 あまりにもお子様向け配慮が過ぎる気が…。 (サマーウォーズも人口衛星が落ちてきたのに温泉が湧いただけで済んでるけど)

楓の存在

んー…ヒロイン必要…? 蓮が人間としての生き方を知るとかそういうキッカケを与えるキャラクターとして必要だけど 一郎彦と対峙するときとか、電車で逃げてる時のセリフとか 「おお、お前、大丈夫か」と思ってしまう。めっちゃすべてを知ってる風、かつ慈愛の心で包み込む、蓮と出会えてよかった風な超ヒロインっぷり。 要る…?このシーンでそれ要る?

最後に澁天街来ちゃうし!違うじゃん!異世界ってそういうんじゃないじゃん!!(と今でも思ってるので)

感想

といったところで、後半ちょいちょいモヤっとしながら観てました。 自分、終わりよければ全て良し的なところがあるのですが、最後がいろいろえぇ!?ってなってるので バケモノの子はあまり評価が良くないです。九太時代はワクワクしてて楽しかったんですけどね。。。

細田守監督作品は恋愛ありの青春→バトルありの家族→家族→家族ありのバトルといった流れになってるので次はまた恋愛とか泣けるものですかね。 細田守さんの作品は今後も観ていこうという気持ちに変わりはないですが、感動する作品であることを願います!