zomです。 新年1発めがyoutubeの紹介動画という胡散臭いやつで果たしてこれ良いのかと自問自答する年初です。
2017年は家に帰ってきたらyoutubeでお笑い動画を見ることがやたら多い年でした。 お笑いに飢えているのでしょうか。
そんな私がよく見ていたのは笑い飯に始まり、アンタッチャブル、タイムマシーン3号、サンドイッチマンと来て年の瀬にラーメンズでした。最後だけ急に毛色が変わった感がありますね。 ラーメンズは2017年の初めに公式アカウントも作成し100本もの動画をアップしたことで話題にもなりました。
kentarokobayashi.net www.youtube.com
1年遅れでその動画を紹介する試みです。
一人で相方を笑わせる系
TEXTよりスーパージョッキー
ラーメンズのコントのなかには片桐さん(パーマヘアー)が小林さんを笑わせようとする演目があります。これもその一種です。 片桐さんが必死に笑わせようとするのですが、滑ったりしてアドリブで対処したりするのですが、その意外性に小林さんが耐えきれずに笑ってしまう、そんな空間が16分間も続きます。あの空気感で16分続ける片桐さんすごい。(途中折れてるけど) この片桐さんの小道具を使った「○○テレホン」が定番のネタです。
ATOMより路上のギリジン
歌ものと一人で笑わせるものの間の子です。 竹馬を楽器代わりに使うのは斬新過ぎて所見のときは爆笑しました。ちなみにギリジンは片桐仁さんの名前が由来です。(しばらく気づかなかった)
CHERRY BLOSSOM FRONT 345より怪傑ギリジン
前述のギリジンが頑張るやつです。予想外のアドリブに笑ってしまう小林さんを見て楽しむのが大人の嗜み方です。(違う)
バニー部
こちらは逆に小林さんが片桐さんを笑わせるパターン。 この動画で小林さん美声っぷり、マイム、声真似といったネタの幅広さに気付きました。 他のコントでもそうですが、演技力がすごいんですよね…。 面堂終太郎という「うる星やつら」のキャラクターの真似を少しだけ持ってくるあたり1970後半〜1980年前半生まれの人には結構刺さるのではなかろうか。
日本語学校系
椿より日本語学校アメリカン
「千葉滋賀佐賀!」は一部ネット界隈で有名だと思いますが、これはその一種です。 日本語学校は中国語やイタリア語、フランス語などがありますが公式に上がっているのはアメリカンだけです。 どれも日本にちなんだネタであるため、ある程度のリテラシーが求められるなぁと感じます。
ALICEより不思議の国のニポン
正直、これを紹介したいがためにこの記事を書いたところがある。 再生数も公式の中で1番。全47都道府県を面白おかしく紹介するネタです。 これも小林さんの口調だったり美声だったり所作の一つ一つに注目したい。
ちょっとホラー系
ALICEより後藤を待ちながら
ドールに囲まれた部屋で後藤の誕生日をドッキリで祝おうというネタ。 基本的には片桐さん扮する長谷川さんが空回りつつ、小林さん扮する岡田がそれをDisる感じで進行していきます。 ここでも小林さんの演技力というか、岡田という役を演じきってるなぁと思います。 最後のオチが「おぉ」という感じですね。
鯨より超能力
超能力があったら良いのになぁというネタ。 「みないななー!」の仲の良さそうなほっこり雰囲気から始まりちょっとずつ見えてくる計画と真実…あと小林さんのセリフ間違えとかの可愛さ。
ATOMより採集
かつての同級生が深夜の体育館で卓球をするところから始まります。 途中何か違和感を感じつつも笑いが起こり進行していくのですが…初見のときはお笑いとは思えないほど怖くて、ゾクゾクしながら観ていました。 すごく完成度が高くて、脚本家とラッパーの才能の片鱗が見えます。
その他
youtube貼りすぎて厳選チックが薄れるのもあれなのでリンクだけになりますが studyの小林さんの胡散臭さ、心理テストのコミカルな仲のいい感じ(&短いのでサクッと見れる感)、金部の大学のサークルのゆるい&仲のいい感じ、ホコサキさんの誤った解釈、不透明な会話からの条例なんかが好きです。 最後の不透明な会話と条例は同じ公演内の演目のため、話のつながりがあります。このようにいくつかのネタはつながりがあったりするので別のを観た後に「あ、これってこういう意味だったんだ!」という発見があったりするので見返してみるのも良いかと思います。
まとめ
ラーメンズのコントは本当に完成度というか作り込み方すごくて笑いよりも先に感心してしまうようなネタもあるんですよね。 ということで2018年は小林さんが作・演出をするコントマンシップ「カジャラ#3 働けど働けど」を鑑賞しに行こうと思います。