空想委員会のワンマンライブツアー「GPS~21機の人工衛星」に行ってきました

zomです。

趣味は2~3ヶ月に1回はライブなど音楽のイベントに行くことです。
ありがたいことに3月と4月もすでにイベントの予定が入ってて幸せ度が高いです。

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 2016年1発めは空想委員会というスリーピースバンドです。

空想委員会と私の出会い

音楽を聞くのが好きで半年に1回くらいTSUTAYAに行って大量にレンタルするということをやってます。
そのとき特定のアーティストのCDを借りるついでにTSUTAYAでオススメされているアーティストのCDもなんとなしに手にとって借りてみたりするのです。

2014年夏頃でしょうか。いつものようにTSUTAYAで紹介されていてジャケットが少し気になったCDを手にとってみました。それが「空の罠(下)」でした。これが初めての出会いです。

この空の罠(下)の曲なども気に入ったのですがそれに加えトラック5にTSUTAYA限定のトークが収録されてまして、今まで一度もライブに参加したことのない人のために「夏休みツアーという名の学生バンドとの対バン(学生向けなのでチケット代が安い)ツアー」「ワンマンライブだと学割制度」といった活動をしていると。

このライブに来てほしいという想いと、実際に行動しているところに好感を覚えました。

そのあと借りれるだけCDを借りるという生活を送ってました。
公式サイトに

共感したら負け組!?究極の低恋愛偏差値が奏でる、草食系文学ギターロック!

 なんて書かれてたりするのですが、共感しまくりです。負け組です。辛い。

そして2015年夏、会社の後輩にロッキンジャパンに誘われ行った先で初めて空想委員会のライブを体験しました。
今までCDでしか知ってなかった空想委員会という存在。3人の名前も覚えてないし、どんなキャラクターなのかも知らない。どんなライブをするのかも知らない。
せっかくロッキンで見れるならちょっと見てみるか、って軽い気持ちで空想委員会の会場であるフォレストステージに行ったんです。

これがね、めちゃくちゃ楽しかったんです。Myロッキンジャパンベストアクトです。
他にいくつも既知のバンドのも行きました。当然そちらのバンドの好きな曲でノレるのも楽しかったです。でも初めて見る空想委員会の曲と、MCと、それがすごく楽しかったんです。

ロッキンジャパンでは出演アーティストの今後のライブのチケット販売もやってまして、そこで半年先のチケット、それが「ワンマンライブツアーGPS~21機の人工衛星」でした。

ライブ前の話

2016年2月5日、平日金曜日、渋谷O-EASTで18時会場19時開演でした。
仕事があったので18時に退社し渋谷に向かいました。

電車の中でツイッターで #空想委員会 で検索して会場の雰囲気とか知れないかなーとか思ってたのですが、あまりツイートしている人が少なかったです。ただ、少ないながらも何人かいてその人達のアイコンを見た感想がこちらです。

やっぱりアーティストによって客層もだいぶ違いますよね。

結局予定より遅れてしまい会場に着いたのが18時45分、結構ギリギリです。
チケットはB10という、そこそこ前の方だったんじゃないか?と思える番号でしたが致し方なし。

会場入りして思ったこと

  • 女性比率高め
  • カップルと思しき男女二人組も他のライブに比べると多め

今まで、参加したライブもそんな多くはないのですが記憶に新しいのが

この辺でして、それらとの比較です。
特に石鹸屋なんかは東方というシューティングゲームのアレンジから有名になったこともあってか男性比率が非常に多く野郎のイベント感が強かったです。

話が逸れましたがとにかく女性が多いなぁ、というのが印象です。
あとカップルが多くて辛い。

ライブ中の話

物忘れが激しいのでセットリストをちゃんと覚えていない(そもそも曲名もちゃんと覚えてない)のですが、ココは予想通りNAVSTARというインストゥルメンタル曲で始まりました。ライブ前に「これで始まるんだろうなぁ」なんてニヤニヤしてましたが始まった瞬間にまたニヤニヤしました。

そして始まるライブ。
最初に思ったことはドラムの人がロッキンジャパンの時と同じだ、ということでした。
ちなみにドラムの方、なんと事務所の社長とのことでした。社長でマネージャでドラムって。すげぇな。

ライブはやはり迫力があっていいですね。こう文章で「いいですね」の一言で表すと非常に申し訳ないのですけど…歌い方とか息遣いっていうんですかね、実際に目で見るとすごい「頑張ってる」のが伝わってきて、こっちのテンションまで上がってきちゃう。

ちょっとバラードというか、静かめな曲もあるじゃないですか。今回のCDですと「拝啓、我執」という曲がそれに当たりますかね。でもライブだとそういうのでも声に熱を感じるんですよね。詩に想いを込めてるぞぉぉぉっていう。なので特に静かめな曲はライブで聴くとギャップにやられて好きになる事が多いです。

しかし客層によるのか、曲が終わったあととかすごい静かです。めちゃめちゃ静か。誰もヤジとか飛ばさない。
石鹸屋だと客は野郎ばかりだし演者もそれに応えることが多いのです。ヒトリエも少し顔というか雰囲気というかアーティスティックなところで人気があるのでキャーキャー言われてたり、ギターのシノダさんがおもしろMC係なせいで名前連呼されてたりするんです。
でも空想委員会は全然そういうのなし。キャーキャー言われない。名前呼ばれない。曲が終わる、拍手終わる、シーン。そういうものなのか、と思って静かにしてましたが驚くくらい静かでした。

曲の方に関して、個人的に嬉しかったのは初めて知った空の罠(下)の収録曲をやってくれたことですね。「雨男のメソッド」と「悪天ロックフェスティバル」とか嬉しすぎてテンションが上がりまくりました。

アンコール

曲が一通り終わり、アンコールがかかりました。しかしそのコール、なんとコールしているか分かりません。
私の後ろにいた人は「キヨシって言ってる?ヒロシ?」とか言ってました。確かに下の名前を呼んでるような…でも3人いるのに一人の名前しか呼ばないとか変だよなぁと思ってました。

そうしたらアンコールに答えて登場した空想委員会が丁寧に説明してくれました。

「初めて来た人はアンコールって言おうとしてかき消されちゃってたけど『居残り』って言ってます」

マジか。

確かに公式サイトの作りも学校を意識した作りになってるけども、まさかコールまで学校とは…。

アンコールではこれから発売するアルバムの曲「ミュージック」などもやりましたが、特筆すべきは「空想ディスコ」。この曲はライブでの鉄板曲です。

なぜならボーカル三浦さんの大ファンであるPerfumeの曲「チョコレイトディスコ」とのコラボ、チョコレイト空想ディスコになるのです。しかもこのチョコレイト空想ディスコはPerfumeと共演した時に許可をもらい公認とのこと。

空想ディスコの曲の途中で曲が止まり…

「あるワードを言ったらディスコって言ってください。いくよー。チョコレイト」
「「「ディスコ」」」
「チョコレイト」
「「「ディスコ」」」
「ウルトラソゥ!」
「「「ハァイ!!!」」」
「ウルトラソゥ!」
「「「ハァイ!!!」」」
「いいねぇ」

チョコレイトディスコが始まる

「チョコレイト」
「「「ディスコ」」」
「チョコレイト」
「「「ディスコ」」」
 「チョコレイト」
「「「ディスコ」」」
「チョコレイト」
「「「ディスコ」」」
空想委員会全員ポーズ決め☆

この流れな。

そして空想ディスコをサビから再開するのです。
このディスコの一体感を得てからの空想ディスコは無敵ですね。楽しすぎます。

参加して思ったこと

やんちゃするでもなく、かと言って優等生でもなく、小奇麗にまとまってるでもなく、洗練されてるでもなく、すごくエネルギッシュで、熱量があり、まっすぐ。

まるで学生みたいな若々しさがある。

そんなことを思いました。公式サイトの作りとか「居残り」という単語に引き寄せられているのかもしれませんが…。

 

そんな空想委員会、興味が湧いたら自己紹介盤なんてレンタル限定CDを出してしまうくらいなのでぜひ借りたり買ったりしてみてください。

空想委員会『自己紹介盤』のCDレンタル・購入・音楽ダウンロード - TSUTAYA/ツタヤ [T-SITE]

そして2/10に出る新譜はこちら

www.youtube.com

 

 

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