キリン横浜ビアビレッジ(ビール工場)に行ってきました

zomです。 夏ですね。アホみたい暑くてエアコン無しで寝れません。 去年は窓全開の換気扇で乗り切ったんですが、今年は異常ですね。

さて、このブログのアクセス解析をしてみるとここ最近、サッポロビール工場に行った時の記事のアクセスが増えてます。 やっぱり暑くなるとビールを飲みたくなるのが日本人の性なんでしょうか。

実はサッポロビール工場に行った翌月に、キリンのビール工場にも行ってました。 皆様、ビール工場を求めてこのブログに来ているようなのでこちらの記事も書かねば、と半年以上経ってから重い腰を上げてみます。 記憶を頼りに記事を書いているので書き漏らしがあるかもしれませんがご了承ください。

キリン横浜ビアビレッジは神奈川県横浜市鶴見区の生麦というところにあります。


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生麦事件のあの生麦です。最寄り駅である京急生麦駅から歩いて10分のところですが、途中に生麦事件の碑石があった気がします。 生麦駅から国道15号(南)方面に向かい、15号脇の細い路地を横浜方面に歩くとすぐに見えてきます。 [caption id="attachment_692" align="alignnone" width="199"]キリン横浜ビアビレッジ看板 キリン横浜ビアビレッジ入口にあった看板[/caption]

[caption id="attachment_691" align="alignnone" width="300"]キリン横浜ビアビレッジ建物 キリン横浜ビアビレッジ建物外観です。[/caption]

行ったのは2012年11月で、2013年7月にもこの前を通りましたが、この辺りはずっと工事をしていますね。なんなんでしょう。 工場敷地内にもその工事が及んでいるのですが、その壁面には横浜におけるキリンの歴史がイラストで書いてあります。 [caption id="attachment_693" align="alignnone" width="300"]ジャパンブルワリー設立当時の横浜山手工場 ジャパンブルワリー設立当時の横浜山手工場[/caption]

[caption id="attachment_694" align="alignnone" width="300"]キリンビール株式会社創立当時の横浜山手工場 キリンビール株式会社創立当時の横浜山手工場[/caption]

[caption id="attachment_695" align="alignnone" width="300"]生麦に移転した横浜工場 生麦に移転した横浜工場[/caption]

[caption id="attachment_696" align="alignnone" width="199"]横浜新工場落成披露 横浜新工場落成披露[/caption]

[caption id="attachment_697" align="alignnone" width="300"]清涼飲料工場があったころの横浜工場 清涼飲料工場があったころの横浜工場[/caption]

それを横目に受付に入ります。受付にはビール瓶のオブジェと看板がお出迎え。 [caption id="attachment_698" align="alignnone" width="199"]キリン一番搾りの瓶ビールのオブジェ キリン一番搾りの瓶ビールのオブジェ。毎日日付が変わる感じ。[/caption] [caption id="attachment_699" align="alignnone" width="199"]ラガービールをグラスに注いでいる看板 ラガービールをグラスに注いでいる看板。ごくり…。[/caption]

キリンはサッポロと違って「工場見学」を銘打っています。 [caption id="attachment_700" align="alignnone" width="300"]工場見学 受付票 工場見学 受付票。記入台の下には見本がある。名前は麒麟一郎。すごい名前。[/caption] 見本を参考にこちらの工場見学受付票に必要事項を記入します。

それを受け付けのお姉さんに渡し、引き換えに参加者のバッジをもらいます。 [caption id="attachment_701" align="alignnone" width="300"]キリンの看板商品 受付には看板商品がズラリ。[/caption] 工場見学といっても、やはり最初は素材へのこだわりなどからの導入です。 [caption id="attachment_702" align="alignnone" width="300"]工場見学 ビールの素材で大切なのは「麦芽」「ホップ」「水」。これはどこも共通なのですね。[/caption]

実際にホップや麦芽を触ることができます。乾燥しているので香りは強くありませんでしたが、どんなものかを知ることができます。 [caption id="attachment_703" align="alignnone" width="300"]麦のサンプル 麦のサンプル。乾燥してしまってます。[/caption]

[caption id="attachment_704" align="alignnone" width="300"]ホップのサンプル ホップのサンプル。こちらも麦同様乾燥していますが、ほのかに香りがします。[/caption] ホップはドイツやチェコ産のファインアロマホップ

もちろん水にもこだわってます。 [caption id="attachment_707" align="alignnone" width="300"]こだわりの水 こだわりの水[/caption]

[caption id="attachment_706" align="alignnone" width="300"]こだわりの水 こだわりの水はどうやら相模湖水系の水を使用している模様。[/caption]

次にいくつかのビールの作り方の説明を受けつつ槽や釜を見ることができます。 と言ってもほとんどタンクの上部くらいしか見ることができませんが…。 [caption id="attachment_710" align="alignnone" width="300"]ビールを作る工程 ビールを作る工程。様々な槽が必要です。[/caption]

[caption id="attachment_708" align="alignnone" width="300"]麦汁ろ過槽 麦汁ろ過槽。でかいです。[/caption]

タンクを後にすると工場そのものの説明 [caption id="attachment_711" align="alignnone" width="300"]横浜工場の範囲 横浜工場で作られたビールの届けられる範囲。この工場で一都五県をカバー。[/caption]

そしてキリンビールの歴史などを知ることができます。 歴史の部分に関しては写真撮影が禁止されているため、写真はありませんが、今までに発売された様々な種類のビール缶を見ることができました。

歴史コーナーを抜けると、キリンの社会・環境に対する取り組みコーナーです。 大地の恵みを未来につなぐ 美味しいビールづくりには大地の恵みがあってこそ。

CO2削減のために瓶や缶、ペットボトル、ダンボールカートンの軽量化などをしています。 瓶を薄くする代わりにセラミックコーティングすることで傷がつきにくさを保ちつつ軽量化されています。 瓶の軽量化

缶も直径はそのままに薄くして蓋の部分も改良されています。 缶の軽量化

蓋も小さくなったことでアルミ資源の節減に。 蓋の形状の変化

今までに作られた缶の形状。最初のとだいぶ違います。 缶の変遷

ペットボトルは軽量化だけじゃなく、キャップの使いやすさ、ラベルのインクにまで改良を。 ペットボトルの軽量化

ダンボールも四隅をカットすることで軽量化と扱いやすさを両立させました。 ダンボールの軽量化

いずれも数値としてはすごい小さいですが、使用する量が膨大ですので「チリも積もれば」ですごい効果となります。

また環境に関するクイズのパネルもあったりします。。 [caption id="attachment_720" align="alignnone" width="199"]環境に関するクイズ ビール瓶の回収率は?[/caption] [caption id="attachment_721" align="alignnone" width="300"]環境に関するクイズの答え 答えはほぼ100%。洗って再使用![/caption]

このコーナーを抜けるとお待ちかね試飲コーナーへと行きます。 今回はなんと「一番搾りフローズン<黒>」が期間限定で飲めるとのことでした! 一番搾りフローズン黒の特徴は3つの新しさ! [caption id="attachment_750" align="alignnone" width="300"]一番搾りフローズン黒の特徴 シャリシャリの新食感とツンと泡立った斬新な外観、-5℃の泡で冷たさをキープ![/caption]

フローズンをひねり出すサーバ フローズンをひねり出すサーバ

黒ビールを注ぐサーバ 黒ビールを注ぐサーバ

そして出てきたのがこれ。 一番搾りフローズン黒 ウインナーコーヒー一番搾りフローズン黒とおつまみ!

味に関してですが、忘れているのとちょっと黒ビールが好みでないのであまりいい印象はなかったです笑 でも貴重な体験ができたなぁ、と思います。

キリンビール工場でももちろん美味しい注ぎ方の説明がありました。こちらも同じく三度注ぎを推奨しています。

  1. 透明のビール用グラスを用意します。
  2. 高めのところから勢いよく、泡だけでグラスがいっぱいになるまで注ぎます。
  3. 泡と液体の高さが1:1くらいになるまで待ちます。
  4. 1:1になるころには、全体の量も多少減っていますので、泡が縁に来るまで、ゆっくりとビールを注ぎ込みます。
  5. またちょっとだけ待ち、泡と液体が4:6になるまで待ちます。
  6. 4:6になったら再度、グラスの中央めがけて、ゆっくり注ぎ込み完成です。

サッポロのものとの相違点は

  1. 一度目に入れるときの量。キリンがグラスいっぱいまで。サッポロが8割程度まで。
  2. 二度目に入れるときの量。キリンがグラスいっぱいまで。サッポロが9割程度まで。
  3. 三度目の注ぎ方。キリンが中央から。サッポロが縁から。

です。この僅かな違いが各社それぞれに合った注ぎ方なんですかね。

試飲を終えて、受付でもらったバッジと引き換えにおみやげをもらうことができます。(確かおみやげだったはず。ビールかおみやげかどっちかと交換です) この時はキリンメッツコーラでした。サッポロのグラスと比べるとちょっとだけ見劣りしちゃいますね。

試飲会場のすぐ隣にはおみやげコーナーもあります。 [caption id="attachment_751" align="alignnone" width="300"]BREWERY SHOP 様々なものが売ってます。[/caption]

[caption id="attachment_727" align="alignnone" width="300"]ジャイアントプリッツ マスタード&ソーセージ ジャイアンプリッツ マスタード&ソーセージ。これは酒に合う(確信)[/caption]

[caption id="attachment_728" align="alignnone" width="300"]メルシャンのワイン なぜかメルシャンのワインもあります。[/caption]

Tシャツやジョッキ、グラスの種類が豊富ですね。 キリンTシャツ キリングラス・ジョッキ

タオルやバンダナ。ここまで行くとキリンのビールではなくて、この麒麟というキャラクターが好きな人ですね。 タオルやバンダナなど スポーツタオルやエプロンなど

ビールを使ったお菓子や蕎麦。 ビールを使ったお菓子 ビール酵母を使った蕎麦

小岩井農場のチーズ製品まで。ごくり…。 小岩井農場製品のチーズ

さて、キリンのビール工場にもありました、ジンギスカンです!! キリンはサッポロの飲み放題よりもビールに関しては豪勢です!なんと6種類のビールがジョッキで飲み放題! [caption id="attachment_738" align="alignnone" width="199"]飲み放題メニュー 飲み放題メニューでビールは「一番搾り」「ラガー」「ハートランド」「ハーフ&ハーフ」「一番搾りスタウト」「ブラウマイスター」が飲み放題![/caption] さらにこの時はヴァイツェンという種類のビールも飲み放題でした。 ヴァイツェン 通常大麦で作られるビールですが、ヴァイツェンは小麦で作られている白ビールと呼ばれるものです。 期間限定とは!ラッキーです。 ド素人の半年前の記憶ですが、味としては苦味少なめ、さっぱり、ちょっと甘みを感じる、そんなビールだったと思います。 早い話が美味いんです!

そして運ばれてくるビール [caption id="attachment_743" align="alignnone" width="199"]運ばれて来るビール つまみに枝豆も一緒に来ました[/caption] ビールと枝豆で乾杯をしていると、さっそく運ばれてくる肉と野菜。 肉と野菜 肉をアップでドヤァ! 肉ドアップ

サッポロのところと違ってちゃんとしたジンギスカン鍋です。 ジンギスカン鍋

牛脂を鍋に塗りたくったあと、最初に野菜を焼きます。 もやしを焼く

そして肉を鉄板上部に置いて焼きます。こうすることで肉の脂が野菜に流れていき、肉の脂にまみれた野菜が出来上がると。 焼かれる肉 焼いた肉アップでドヤァ! 肉ドアップその2

当然のごとく美味し…。

美味しいビールとお肉をガッツリ食べたい方、横浜と川崎あたりにお越しの際は、立ち寄ってみてください。