まずはvim7.3をインストールする。これがなきゃ始まらんと思ってる。 wget ftp://ftp.vim.org/pub/vim/unix/vim-7.3.tar.bz2
ダウンロードしたら解凍。 tar xzvf vim-7.3.tar.bz2
パッチを当てるためvimディレクトリ以下にpatchディレクトリを作成。 cd vim-7.3 mkdir patch
7.3はextraとか言語ファイルはなさそう。でもパッチはあるのでここからダウンロード。 ftp://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.3/ wgetかcurlのお好きなほうでどうぞ。curlの場合は数字を適宜書き換えて。 curl -O ftp://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.3/7.3.[001-162] wget ftp://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.3/7.3.*
パッチを当てる。 cd ../ cat patch/7.3.* | patch -p0
あとはお決まりの。
./configure --enable-multibyte --with-features=big --without-x --disable-selinux make make install
たぶん何事もなくいけるはず。pythonオプションつけたかもしれない。忘れた。
--enable-pythoninterp
※WordPressはデフォルトだとハイフンを2つとか3つ繋げて使うと別の文字に置換されて表示されるのでpreタグ使いました。
で、viと打ってvimが実行されるようにaliasを張る。 シェルはtcシェルを使うので一緒にちょっとカスタマイズ。 vi ~/.tcshrc unset autologout set autolist set color set autoexpand setenv TERM xterm-color alias ll='ls -alF' alias vi vim
そしてvimも良い感じにセットアップをするのだけど、それは個人的なアレなので秘密。 .screenrcのシンボリックリンクなど忘れずにやらなきゃダメよ。ってのだけ覚えておこう。
これでテキストの編集がだいぶ楽になるのでいろいろいじる。 下記URLのサポートにあるやつを一通り実行する。
そのあとにyumのリポジトリを変更する。 さくらのOSは下記にあるとおりCentOSの64bitなのでi386ではなくこっちのx86_64であることに注意。 http://support.sakura.ad.jp/support/vps/tips_ossetup.shtml
wget http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm ===2013/05/08追記=== http://download.fedora.redhat.com が、お亡くなりになったようです。代わりに以下を使うといいそうですよ。 http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm ===追記終わり=== wget http://rpms.famillecollet.com/el5.x86_64/remi-release-5-8.el5.remi.noarch.rpm rpm -ivh epel-release-5-4.noarch.rpm remi-release-5-8.el5.remi.noarch.rpm
[remi]のほうのenabledを1にする。 vi /etc/yum.repos.d/remi.repo enabled=1
それで既存のものをアップデートする。 yum update
んでアプリ開発に必要そうなものを整える。 まずMySQLがないのでインストールする。これではまったけど、 yum install mysql ではなく yum install mysql-server を先にやらないとコンフリクトが起きる。 でそのあとphpもアップデート。特に苦戦した覚えはないのでupdateで済む気がする。
MySQLがインストールできたらmy.cnfを編集。 mysqldディレクティブ?に下記を追加。 [mysqld] character-set-server=utf8 skip-character-set-client-handshake
あと以下もディレクティブごと追加。 [client] default-character-set=utf8 [mysql] default-character-set=utf8 [mysqldump] default-character-set=utf8
mysqldディレクティブにdefault-character-set=utf8を記述したら MySQL起動できなくなったのでやらないのが正解なんだろうな。
/etc/init.d/mysqld start で起動&初期設定が正常に行われるか確認。 失敗した場合は /var/lib/mysqlディレクトリを全削除。 my.cnfを設定しなおした上で /usr/bin/mysql_install_db で再度初期化する。これが正解か分からないけども。 ダメなときはyum removeでやりなおせばいいさ!my.cnfは残るけど!
あとはrootのパスワード変更やユーザの追加、権限設定とかログインシェルの変更とかMySQLのユーザ設定とかapacheの設定とか。
あ、あとphpでのyamlパーサをどうしようという話があり。 さほど速度を求めているわけでもないけど、速いほうがいいよねってことでphp_yamlをインストールしたかったが断念。 何が原因かはよく分からないけど、OSが64bitだからとか、configureが悪かったとか。いろいろあるんじゃないかな。
結局Syckを採用することにした。 Syckにしてもなんかよく分からんバージョン違いがいくつもあって混乱した。 Rubyforgeの最新版が0.5.5でSourceforgeの最新版が0.7.0。 最終的にPECLの0.9.3を入れたけど、よく分からないままにやってしまった0.7.0も入っちゃってる感じ? [caption id="attachment_7" align="alignnone" width="300" caption="phpinfo()で出力したsyckのバージョン"][/caption] ちなみにPECLはこちらで http://pecl.php.net/package/syck Soruceforgeはこちら http://sourceforge.jp/projects/freshmeat_syck/releases/52726/
余談だけどSourceforgeのはPHP専用ではないのでext/phpのなかでphpizeとかしなきゃならんかも。たぶん検索すれば出てくると思うので備忘録メモとして書いておく。
ひょっとしてPECLだけで十分なのでは、って気がしてならない。今後の参考にしよう。 設定したらphp.iniを編集してsyckを読むようにする。 vi /etc/php.ini extension_dir = "/usr/lib64/php/modules/" extension = "syck.so"
あとはWordpressをインストールしたり。 インストールは特に躓かなかったけどMySQLのユーザ設定はちょっとめんどかった。 あと画像のアップロードもデフォルトのままではできなかったのでwp-content以下にuploadsディレクトリ作ってchmodしてあげる必要があった。
面倒なので権限周りとかMySQLの設定周りをだいぶはしょったけど、やるべきことの大まかな流れはこんな感じか。 残タスクまだまだいっぱいあるなー。