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第16回文化庁メディア芸術祭に行ってきました

zomです。 毎年この時期になると六本木の国立新美術館にて文化庁メディア芸術祭が開催されます。 4年前に行ったことがあり、久しぶりに行ってみたくなったので行ってきました。

国立新美術館六本木駅から歩いて5分くらいの場所にあります。


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メディア芸術祭は無料で誰でも入れますし、フラッシュを炊いたり、動画でない限り撮影が許可されています。これは嬉しいことですね。 そのため一眼レフを持った人が多くいました。 ほぼ毎回、4つのテーマごとに賞が用意されていて、テーマは「Art」「Entertainment」「Animation」「Manga」です。 前回行った第12回ではピアノの森がマンガ部門の大賞に選ばれていてそれを目当てで行きました。

こんな感じで壁面に印刷されてて実にテンションが上がったものです。(昔のなのでサムネイルサイズしか残ってませんでした(´;ω;`)) [caption id="attachment_560" align="alignnone" width="240"]壁面に印刷されてたピアノの森 壁面に印刷されてたピアノの森[/caption]

今回はアニメーション部門大友克洋さんの最新作の短編アニメーション「火要鎮」というのが気になったので行くこととしました。 もちろん他のベルセルクとかおおかみこどもの雨と雪も気になってましたが、これらは平日のみの上映で観ることができません。 気になったやつだけピックアップしていきます。

というわけで、国立新美術館。 [caption id="attachment_521" align="alignnone" width="300"]国立新美術館 国立新美術館[/caption]

美術館内の看板。それぞれの部門の大賞ですね。 [caption id="attachment_550" align="alignnone" width="200"]第16回文化庁メディア芸術祭のポスター 第16回文化庁メディア芸術祭のポスター[/caption]

入ってすぐのところArt部門の大賞、Pendulum Choirが映写されていました。 [caption id="attachment_522" align="alignnone" width="300"]Pendulum Choir 映写されていたPendulum Choir[/caption]

[caption id="attachment_523" align="alignnone" width="300"]Pendulum Choir Pendulum Choir[/caption]

これは9人のアカペラ奏者と18の油圧ジャッキによる合唱作品、ミュージックパフォーマンスとのことです。 曲に合わせて台座が動き、斜めに傾きながら真剣に唄う演者はいささかシュールで、笑っている人もいましたが、自分の場合、笑うことはなく、まるで一つの楽器のようだなぁ、と思っていました。 こう、傾くとそういう音が出るような、そんな感じに受け取れてしばし見入ってました。が、いかんせん会場の一部のコーナーで音も小さめでした。 これはぜひ生で歌を聴いてみたかったものです。(これも平日に公演されていました) ちなみに写真はHDR撮影しているため、若干ブレのようなものが生じています。

「ほんの一片」 [caption id="attachment_524" align="alignnone" width="300"]ほんの一片 ほんの一片 右側にいる人と比較すると絵の大きさがわかるかと思います[/caption] 3.11の跡を写真から油絵に起こしたものです。このサイズで描くことで現実感を想起させます。 漁港から打ち上がったものなのかロープや網が散在しています。 テレビなどでは倒壊した家屋などがよく見られましたが、おそらくいたるところでこのような光景が見られるのでしょう。

続いて「Perfume GLOBAL SITE」 [caption id="attachment_526" align="alignnone" width="300"]Perfume GLOBAL SITE Perfume GLOBAL SITEロゴ[/caption]

こちらはエンターテイメント部門の大賞です。 オープンソースプロジェクトとしてPerfumeのオリジナル楽曲とモーションキャプチャデータをフリーで配布、全世界のプログラマたちによって様々な動画が作られました。 それらを液晶とiPadを使って展示しています。 秀逸だなー、と思ったのがこの、背景に実写?を使ったものやキャラクターに水の飛沫のようなものを使ったやつです。 [caption id="attachment_527" align="alignnone" width="300"]Perfume GLOBAL SITE Perfume GLOBAL SITE ポップな感じで見ていて楽しい[/caption] [caption id="attachment_551" align="alignnone" width="300"]Perfume GLOBAL SITE Perfume GLOBAL SITE 飛沫の色が鮮やかで綺麗でかっこいい![/caption]

他にも、やはりそういうのに精通している人が多いのか初音ミクらき☆すたのキャラクターなどがいました。 [caption id="attachment_558" align="alignnone" width="300"]Perfume GLOBAL SITE Perfume GLOBAL SITE 左が初音ミク、真ん中不明、右側はリン?[/caption] [caption id="attachment_555" align="alignnone" width="300"]Perfume GLOBAL SITE Perfume GLOBAL SITE 左から、亞北ネル弱音ハク初音ミク[/caption] [caption id="attachment_553" align="alignnone" width="300"]Perfume GLOBAL SITE Perfume GLOBAL SITE はちゅねミク三体[/caption] [caption id="attachment_552" align="alignnone" width="300"]Perfume GLOBAL SITE Perfume GLOBAL SITE 左から、らき☆すたの、柊つかさ柊かがみ高良みゆき
なぜか下着?ボンデージ?[/caption]

有名ドコロではASIMOガンダムもいます。 [caption id="attachment_554" align="alignnone" width="300"]Perfume GLOBAL SITE Perfume GLOBAL SITE ASIMO三体[/caption] [caption id="attachment_556" align="alignnone" width="300"]Perfume GLOBAL SITE Perfume GLOBAL SITE ガンダム三体[/caption]

マンガ部門「岳」 [caption id="attachment_530" align="alignnone" width="300"]岳 カラー原画?拡大 岳 カラー原画?拡大[/caption] [caption id="attachment_532" align="alignnone" width="300"]岳 岳[/caption] [caption id="attachment_531" align="alignnone" width="300"]岳 原画?衝撃のシーン 岳 原画?衝撃のシーン[/caption] [caption id="attachment_529" align="alignnone" width="300"]岳 カラー原画? 岳 カラー原画?[/caption] [caption id="attachment_528" align="alignnone" width="300"]岳 岳[/caption]

マンガ部門では原画(コピー?)であったり設定資料、スケッチブックなどが置いてあります。 ピアノの森みたいに壁に印刷みたいのは今回はなかった気がします。 白黒の単行本では分からなかった配色とかがわかりますね。

GUNSLINGER GIRL」 [caption id="attachment_533" align="alignnone" width="300"]GUNSLINGER GIRL GUNSLINGER GIRL 表紙[/caption] [caption id="attachment_534" align="alignnone" width="300"]GUNSLINGER GIRL GUNSLINGER GIRL スケッチブック[/caption] [caption id="attachment_535" align="alignnone" width="200"]GUNSLINGER GIRL GUNSLINGER GIRLの銃のおもちゃと熊の人形[/caption]

闇の国々」 [caption id="attachment_561" align="alignnone" width="200"]闇の国々 闇の国々 表紙と帯[/caption] マンガ部門の大賞です。 ベルギー出身の脚本と作画の二人の作者で作られている作品。 この作品の説明文ですが「ある日突然増殖しはじめた謎の立方体に翻弄される人々を描く『狂騒のユルビカンド』、巨大な塔の秘密をめぐる冒険から、数奇な運命へと導かれる男を描く『塔』、未知の天文現象により、体が斜めに傾いてしまった少女の半生を描く『傾いた少女』など、あらゆる芸術への深い素養に根差した重厚なストーリーを、1ページに1週間かけるという、緻密にして技巧の粋を極めた絵で描く。」 と、もうめちゃくちゃ気になるじゃないですか!1ページ1週間って!!実際、絵は丁寧だな、とは思うもののマンガとして動きのある絵ではないというふうに感じます。 しかしジャンル的にそこまで大きなアクションを求められるようなものではないと思うので気にならないかもしれませんが。 1巻と2巻が日本語訳され、日本でも発売しているそうなのですがハードカバーで1冊400ページ超ということもあり、値段が4,000円くらいするそうです。 でも読んでみたいなぁ…。

続いてアニメーション部門。 ここでは原画?とか絵コンテ、資料とサンプル映像が展示されていました。 「おおかみこどもの雨と雪」 [caption id="attachment_538" align="alignnone" width="300"]おおかみこどもの雨と雪 おおかみこどもの雨と雪 キャラクター立ち絵[/caption] [caption id="attachment_539" align="alignnone" width="300"]おおかみこどもの雨と雪 おおかみこどもの雨と雪 風景画。隣のカップルが右上のを見て「実写?」というほどリアル[/caption] [caption id="attachment_540" align="alignnone" width="300"]おおかみこどもの雨と雪 おおかみこどもの雨と雪 下絵?[/caption] [caption id="attachment_541" align="alignnone" width="300"]おおかみこどもの雨と雪 おおかみこどもの雨と雪 絵コンテ[/caption] [caption id="attachment_537" align="alignnone" width="300"]おおかみこどもの雨と雪 おおかみこどもの雨と雪 原画?[/caption]

2012年夏に公開された細田守監督作品。時をかける少女サマーウォーズ大好きなので劇場に見に行きたかったのですが、気付いたら終わってました…。 で、今回の上映で観れる!と思ってたのに平日限定…。しょんぼり。

火要鎮」 [caption id="attachment_542" align="alignnone" width="300"]火要鎮 火要鎮 松吉という人物の子ども時代の設定[/caption] [caption id="attachment_543" align="alignnone" width="300"]火要鎮 火要鎮 一部破損した家屋[/caption] [caption id="attachment_544" align="alignnone" width="300"]火要鎮 火要鎮 ラフチックな絵コンテ[/caption] [caption id="attachment_545" align="alignnone" width="300"]火要鎮 火要鎮 小物の設定。事細かに書かれているものなんだなーと感心してしまう。[/caption]

グスコーブドリの伝記」 [caption id="attachment_546" align="alignnone" width="300"]グスコーブドリの伝記 グスコーブドリの伝記 絵コンテ表紙[/caption] [caption id="attachment_547" align="alignnone" width="200"]グスコーブドリの伝記 グスコーブドリの伝記 アフレコ台本[/caption] [caption id="attachment_548" align="alignnone" width="300"]グスコーブドリの伝記 グスコーブドリの伝記 食事シーンのコマ絵。かわいい…。[/caption] ただこの食事シーン見ただけで、なんか楽しそう!という気になります。

宮沢賢治さんの童話を「アタゴオル」シリーズで知られるますむらひろしさんが漫画化したものを映画化したものだそうです。 ということでアタゴオルのキャラデザが好きな人にはもってこい? これはDVDでレンタル・販売しているので、会場で見なくてもいいかなーなんて思ってました。のでサンプルも見てません。

アシュラ」 [caption id="attachment_549" align="alignnone" width="300"]アシュラ アシュラ 手前の子どもが主人公のアシュラ。[/caption] ジョージ秋山さんという漫画家の40年ほど前の作品をフルCGアニメ化したものだそうです。 当時、カニバリズムを描いた作品として非難が殺到、有害図書指定されたそうです。 今であれば有害図書指定はともかく、一つのテーマとしてカニバリズムなども受け入れられるのではないかなー、と勝手に思っています。 それにカニバリズムはあくまでも作品の中に出てくる過程であって、本質的なところではなさそうですし。 「Born a beast, to be Human.」という副題(キャッチコピー?)が本質でしょうね。 これは、そんなに気にしていなかったので、ガッツリサンプルを見ましたが、涙腺に来ました。 中世の農村時代、(平安時代とかくらい?)生まれてすぐに捨てられた子どもが人を喰ってまで生き延びていくうちに、優しい人に触れ、人としての心が芽生えてくる。 しかし・・・ というあらすじなのですが、いかんせん悲しい結末しか待っていないんじゃなかろうかという匂いがぷんぷんで…。 どうなっていくのか、すごく気になります。 ちなみに主人公アシュラの声はドラゴンボールの悟空でお馴染みの野沢雅子さんです。

と、ざっくりですが、気になったのはこんな感じです。 PlayStation Vitaのソフト「GRAVITY DAZE」の試遊機などがありやってみたりもしました。 前から気になっていてプレイしてみましたが、操作に慣れるまでは難しそうですね…。すぐに3D酔いしました…。

あとはFacebookの「どうでもいいね!」エクステンションの説明や、Youtubeで話題になっていたゴミを投げた場所にゴミ箱が動いてくれる「勝手に入るゴミ箱」の実演などもありました。 これらが受賞していたことは知らずにびっくりしました。「どうでもいいね!」の作者さんも「受賞することになっちゃいまして」とか仰ってました。

この他にも多くの観て、触って楽しめるものが多く展示されていました。 2013年2月24日まで開催中ですので是非足を運んでみてください。

え?火要鎮の話がないって? 火要鎮を含むいくつかの短編アニメーションですが、国立新美術館ではなくちょっと離れた「シネマート六本木」という映画館で上映されることになってました。 もちろん観る気でいて、先着順なので1時間半前に会場に行ってみたのですが、すでに席が埋まっているとのことで観ることができませんでした(´;ω;`) 1時間半前でもダメって…。また来週の土曜日にもやるので行こうかどうか迷い中…。多分行かないかも…。

---2013/02/21追記--- 2013年夏ごろに火要鎮が公開されるかも、という話なので見逃してもいいかも、と思いました! http://www.cinematoday.jp/page/N0050093