SONYの積層型CMOSイメージセンサーが仕様変更

zomです。 本記事はだいぶ事実と異なることを書いているかもしれない主観的な記事です。 それを踏まえた上でご参照ください。

SONYが今年、開発・発表した積層型CMOSイメージセンサーを個人的にすごく感動、推したい気持ちだったのですが 先日、仕様変更のお知らせががががが。

自分がすごく期待していたのは、このRGBWという新しい規格(?)です。 従来のRed/Green/Blueに加え、Whiteという画素を加えることで暗いところでも明るく撮影できるという優れもの、ということでした。 またセンサー自体が変わることで動画撮影にも同じようなことができます。それがHDRムービーです。 HDRというとHigh Dynamic Range imagingの略称で、すんごく端的に説明すると同じ風景の「暗い画像」と「普通の画像」と「明るい画像」を合成して、見栄えのいい画像、人間の目に見えているままに近い画像をつくり上げる、みたいなもんです。詳しくはググったりしてください。 それを動画でもできるようになるというものです。 いずれもプレスリリースのページにサンプルがあるのですが、違いが一目瞭然で見た瞬間すげー!と思ったものです。

今後、スマートフォンに搭載されるカメラのセンサーとして主力になっていくのだろうなぁ、と夢をふくらませたものです。 現在のスマートフォンのカメラだと暗所の撮影はISOを上げることに頼らざるをえず、ノイズが乗ってしまったり、ノイズを消すためにノッペリとした絵になりがちです。 しかしこのRGBWを使えば、それを多少なりともやわらげることができる。 という予想でしたが、仕様変更…! RGBWをやめてRGBにした、ということはそれ即ち明るい写真もHDRムービーもできないということです。 つまり今回のイメージセンサーで為し得たのは積層型による小型化・高機能化だけ、と…。 来年のXperiaに搭載してくれるかな、という期待もしていただけに余計に残念な出来事でした。

あ、ちなみにSONY信者ってわけでもないです。